兵庫県の神戸市付近の地域情報として、実は昔ほんの一時でしたが、日本の首都になったのです。
平清盛が昔ほんの12日間だけ都を福原に移しました。
昔神戸は福原と呼ばれていたのです。
大輪田泊を改修して宋貿易の拠点にしようと思ったのです。
しかし、源頼朝の挙兵によって、再び京に戻る羽目になりました。
12日間の首都でしたが、神戸はそのとき日本の首都だったのです。
温暖な気候で、良質な港があり、東西陸路の拠点となりうる山陽道を抑えることができるのです。
さすが清盛といったところでしょうか。
しかし京に戻った翌年、平清盛は亡くなりました。
そして、平家は木曽義仲に都を追われ西国に落ち延びたのです。
木曽義仲と天皇家の不仲に乗じて、平家は再び福原に進出しました。
しかし、一の谷の合戦で、義経の有名な「鵯越の逆落とし」によって、平家は再び西国に逃れていったのです。
その後平家は、屋島、壇ノ浦と義経に追い詰められ、滅亡したのです。
それ以降、大輪田泊を兵庫津と呼ぶようになり、兵庫県の由来となります。